背骨を骨折して早1ヶ月。何にもしなければ痛みはないけど、動くとまだ痛む。
怪我当日
前の晩少し肌寒かったので、寝る前に靴下(新品)を履いて寝た。その靴下が大怪我を招いたと言っても過言ぢゃない!!確かに安物を買った私が悪い。あるでしょ、ツルツル滑る安いやつ、あれです。
朝、ちょいと寝坊したので、慌てて子供たちに声をかけ、2階の廊下を走り、階段へ!足が止まらず、1歩目には身体が宙に浮いていた・・。
幸い途中で曲がっている階段なので、一気に下まで転がったわけじゃなく、真ん中でしりもち。しかし真ん中までは一気!思い出すだけで怖いし〜。
救急車が自宅に到着、大学病院へ搬送。
3名で私を丁寧に固定。少しでも身体を自分で動かそうもんなら、大声で叱られた。[麻痺するよ!]と…。近所中の方が表に出てきてる様子がわかった。恥かしいったら、このおっちょこちょい!!手足の感覚はあったので、ひとまず安心。
救急隊の方はとても親切で、私のレントゲンを確認するまでは、一緒についていてくれた。運び方が適切だったかどうかを判断し「お大事に」と職務に戻られた。そこまではとても迅速に行われた。
レントゲンを撮る際に、何人かの看護師さんで私を移動させてくれたんだけれども、せーのって背中に手を当ててなく、背中が丸くなって、つい「痛いっ!」って叫んだら、「え?折れてるの?」って、それを確認しにレントゲン室に来たんだよ!って、私が説明すんの??大病院は横の連携悪いし。あんなに救急隊の方が慎重に運んでくれたのに、ここで麻痺したらどーするのさ!!
ストレッチャーの上で軽くタオルをかけ、待つ事2時間。朝7時半に入って主治医になる先生と対面したのが10時すぎ。しかも家族が痺れを切らして、状況を求めたからで、そうしなかったら更に待たされたに違いない。だって、遠くのほうで「忘れてた?」って声がしたんだもの。
その間に何人も救急患者は搬送されて来るわ、そりゃ後回しにされるわな。背骨骨折程度じゃ!
救急病院なんてそんなもんさ。毎日ひどい患者さん相手にしてるんだもん。私程度じゃ蚊に刺された程度のもんでしょ。そこまで思わせる対応だった。
レントゲンを見て若い主治医のDr.K「ここの骨が1個潰れてるから、CTとMRIを撮ってみないと、神経を傷つけてるかどうかの判断ができない」とのこと。家族は入院になるか、すぐ帰れることなのかを心配し、様子を聞いた。Dr.K「たぶん入院です。」たぶんって・・
仕事も休まなきゃならないし、今後の見通しも職場に伝えないと迷惑がかかるので、ある程度予想でもいいので、入院期間を尋ねた。
Dr.K「撮ってみないと何とも言えない」の一点張り。でもさ、だいたいでいいのよ、背骨潰してトコトコ歩いて帰れるとは私だって思ってないって。手術しなければ一週間だとかさ、おおよそ今までの経験でいいからさ判断してくれ〜。こっちは何にも分からない素人なんだよ。挙句にもう半日待たされてるのに・・しかし先生はそれっきりまた姿を消した。
CTに呼ばれたのがお昼。MRIが終了したのが3時半。そしてストレッチャーに戻り、主治医のお話が4時。「破裂した骨が神経には触れていないから、麻痺はしないだろう、とりあえず一週間以上の入院」というお答え。だからぁ、以上っつたら一年ってこともあり得るの??家族がまた、「以上ってことは、一ヶ月入院ってことはないですよね・・」と弱気に念を押したら、Dr.K少々苛つきながら、「個人差があるので一週間以上、十日前後かな!」と。最初からそう言ってよ。忙しいのは分るけどさー。家族は、背骨骨折(たぶん重症)で混乱してる上に、たいした説明もなく、待たされ過ぎて気が立っていたが、ここは大人、下手に出ているのに若い主治医ときたら、家族にかなり冷たい。
ようやくストレッチャーからベッドに移されたのが、夕方5時。それも病棟はベットが空いていないので、救急病棟の片隅に3日間入院した。
朝から飲まず食わずなのに、その日は夕飯も出なかった。ま、食べる元気もないけどね。夜7時過ぎに思い出したように現れたDr.K「あれっ?何で点滴してないの!」私に聞いてるの?「俺、点滴って言わなかったっけ??」慌てて点滴ぶっ刺される。
ここで苛立ちもピークになった家族が、今後の治療について聞くと、初めて説明らしい説明を始めた。「他の病院ならこの骨折では手術をするところもあります。ここではギプスで固定して治療します。」「ただ、怖いのがコルセットが取れた後に痺れが出るケースもあるんですよ。」ここだけ大声で、やけに脅かす。
背中の下に丸めた毛布を敷いて、背中を反らしているようにとDr.K。
「痛いけどこれを敷いてね!痛いよ〜〜っ!!我慢してね〜!」ってまた大声。背中反らしたらちょっと楽だったのにDr.Kを傷つけまいと痛がる私・・。この先生は天然なのかと、疑問の一日。
さすがに夜は痛くて眠れたもんじゃなかった。やっと痛み止めの薬と座薬をもらった。何で今までくれなかったのか不思議。ましてここは救急部。朝なのか夜なのかさっぱりわからん。一晩中泣き声や咳、うめき声、大声が聞こえてくる。
こうして長い一日は過ぎていった。
怪我当日
前の晩少し肌寒かったので、寝る前に靴下(新品)を履いて寝た。その靴下が大怪我を招いたと言っても過言ぢゃない!!確かに安物を買った私が悪い。あるでしょ、ツルツル滑る安いやつ、あれです。
朝、ちょいと寝坊したので、慌てて子供たちに声をかけ、2階の廊下を走り、階段へ!足が止まらず、1歩目には身体が宙に浮いていた・・。
幸い途中で曲がっている階段なので、一気に下まで転がったわけじゃなく、真ん中でしりもち。しかし真ん中までは一気!思い出すだけで怖いし〜。
救急車が自宅に到着、大学病院へ搬送。
3名で私を丁寧に固定。少しでも身体を自分で動かそうもんなら、大声で叱られた。[麻痺するよ!]と…。近所中の方が表に出てきてる様子がわかった。恥かしいったら、このおっちょこちょい!!手足の感覚はあったので、ひとまず安心。
救急隊の方はとても親切で、私のレントゲンを確認するまでは、一緒についていてくれた。運び方が適切だったかどうかを判断し「お大事に」と職務に戻られた。そこまではとても迅速に行われた。
レントゲンを撮る際に、何人かの看護師さんで私を移動させてくれたんだけれども、せーのって背中に手を当ててなく、背中が丸くなって、つい「痛いっ!」って叫んだら、「え?折れてるの?」って、それを確認しにレントゲン室に来たんだよ!って、私が説明すんの??大病院は横の連携悪いし。あんなに救急隊の方が慎重に運んでくれたのに、ここで麻痺したらどーするのさ!!
ストレッチャーの上で軽くタオルをかけ、待つ事2時間。朝7時半に入って主治医になる先生と対面したのが10時すぎ。しかも家族が痺れを切らして、状況を求めたからで、そうしなかったら更に待たされたに違いない。だって、遠くのほうで「忘れてた?」って声がしたんだもの。
その間に何人も救急患者は搬送されて来るわ、そりゃ後回しにされるわな。背骨骨折程度じゃ!
救急病院なんてそんなもんさ。毎日ひどい患者さん相手にしてるんだもん。私程度じゃ蚊に刺された程度のもんでしょ。そこまで思わせる対応だった。
レントゲンを見て若い主治医のDr.K「ここの骨が1個潰れてるから、CTとMRIを撮ってみないと、神経を傷つけてるかどうかの判断ができない」とのこと。家族は入院になるか、すぐ帰れることなのかを心配し、様子を聞いた。Dr.K「たぶん入院です。」たぶんって・・
仕事も休まなきゃならないし、今後の見通しも職場に伝えないと迷惑がかかるので、ある程度予想でもいいので、入院期間を尋ねた。
Dr.K「撮ってみないと何とも言えない」の一点張り。でもさ、だいたいでいいのよ、背骨潰してトコトコ歩いて帰れるとは私だって思ってないって。手術しなければ一週間だとかさ、おおよそ今までの経験でいいからさ判断してくれ〜。こっちは何にも分からない素人なんだよ。挙句にもう半日待たされてるのに・・しかし先生はそれっきりまた姿を消した。
CTに呼ばれたのがお昼。MRIが終了したのが3時半。そしてストレッチャーに戻り、主治医のお話が4時。「破裂した骨が神経には触れていないから、麻痺はしないだろう、とりあえず一週間以上の入院」というお答え。だからぁ、以上っつたら一年ってこともあり得るの??家族がまた、「以上ってことは、一ヶ月入院ってことはないですよね・・」と弱気に念を押したら、Dr.K少々苛つきながら、「個人差があるので一週間以上、十日前後かな!」と。最初からそう言ってよ。忙しいのは分るけどさー。家族は、背骨骨折(たぶん重症)で混乱してる上に、たいした説明もなく、待たされ過ぎて気が立っていたが、ここは大人、下手に出ているのに若い主治医ときたら、家族にかなり冷たい。
ようやくストレッチャーからベッドに移されたのが、夕方5時。それも病棟はベットが空いていないので、救急病棟の片隅に3日間入院した。
朝から飲まず食わずなのに、その日は夕飯も出なかった。ま、食べる元気もないけどね。夜7時過ぎに思い出したように現れたDr.K「あれっ?何で点滴してないの!」私に聞いてるの?「俺、点滴って言わなかったっけ??」慌てて点滴ぶっ刺される。
ここで苛立ちもピークになった家族が、今後の治療について聞くと、初めて説明らしい説明を始めた。「他の病院ならこの骨折では手術をするところもあります。ここではギプスで固定して治療します。」「ただ、怖いのがコルセットが取れた後に痺れが出るケースもあるんですよ。」ここだけ大声で、やけに脅かす。
背中の下に丸めた毛布を敷いて、背中を反らしているようにとDr.K。
「痛いけどこれを敷いてね!痛いよ〜〜っ!!我慢してね〜!」ってまた大声。背中反らしたらちょっと楽だったのにDr.Kを傷つけまいと痛がる私・・。この先生は天然なのかと、疑問の一日。
さすがに夜は痛くて眠れたもんじゃなかった。やっと痛み止めの薬と座薬をもらった。何で今までくれなかったのか不思議。ましてここは救急部。朝なのか夜なのかさっぱりわからん。一晩中泣き声や咳、うめき声、大声が聞こえてくる。
こうして長い一日は過ぎていった。
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